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昨年11月の末にセブンサミッター・渡辺大剛君が突然ふらっとやって来た。
彼は親友のご子息で彼が生まれた時から知っている。
遊びに行くと僕を見てよく大声で泣かれたものだった、そんな彼が今ではセブンサミッター、世界七大陸最高峰登頂に成功する、日本人では7人目だそうだ。
1、アフリカ Mt.キリマンジャロ(5.895m タンザニア)
2、南米 Mt.アコンカグア(6.960m アルゼンチン)
3、欧州 Mt.エルブルース(5.642m ロシア)
4、豪州 Mt.コジアスコ(2.228m オーストラリア)
5、南極 Mt.ビンソン(4.897m 南極)
6、アジア Mt.エベレスト(8.850m ネパール)
7、北米 Mt.マッキンリー(6.194m アラスカ)
彼は以前にも一度遊びに来たことがある、そのときは電車だったが今回は自転車、彼の実家静岡県森町から日本海側廻りで八幡平まで10日かけてやって来た。
一週間滞在してくれその間セブンサミットに挑戦している頃の興味深い話をいろいろとしてくれた。 エベレスト初挑戦に失敗した話、白夜の南極の話、盗難にあった話とかとにかく驚かされたり感心させられたりで話は尽きなかった。
着いた翌日が管理釣り場で芋煮会、彼も連れて行き初フライフィッシング、渋い中彼もなんとかいいサイズが2匹釣れかなり興奮気味、FFが気にいったようすでこの先が楽しみになってきた。
次の日は十和田湖から奥入瀬渓流、八戸と廻った。
八戸の八食センター(鮮魚市場)では200円だすと七輪と炭、場所を借り市場ですきな魚介を買ってその場で焼いて食べることができる、この日の僕はあいにく運転手、絶品の魚介を前にウーロン茶で我慢した。
彼は現在25才、これからのことを聞くと次の目標はなんと自転車で世界一周ですと言った、以前達成した人は7年かかったそうだ。 ふ〜む、うなるしかない。
帰り際に彼に肩書きを聞いた、登山家、冒険家と、いいえ旅人・渡辺大剛ですと返事がかえってきた。
今度は太平洋側をひたすら南下するようだ。
10日くらいたったころ大剛君から只今帰りました、とお礼の電話が入った。
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